2018/01/14 国の重要無形民俗文化財・月浜のえんずのわり「鳥追い」

カメラリポート

月浜のえんずのわり
鳥追い、子どもたち大役
幸福呼ぶ

 寒さ厳しい冬の夜、子どもたちが共同生活を通して一回り成長した。東松島市宮戸の月浜地区に伝わる国の文化財「えんずのわり」。今年は小中学生4人が地域の集会所で5泊6日の生活を送り、14日のメイン行事「鳥追い」などの役目を立派に果たした。

 訪問した30戸の一般住宅や災害公営住宅、民宿などは、頑張る子どもたちを温かく迎え励ました。

■家々回る
 松の棒を手に訪問先の家に向かう子ども。大事な役割を意識し、皆りんとした表情
松の棒を手に訪問先の家に向かう
■お出迎え
 一家そろって小、中学生を迎える住民。多幸を願う鳥追いの演技に「ご苦労さん」「ありがとう」と温かい言葉をかける
一家そろって小、中学生を迎える
■独特の歌
 玄関や縁側で神木を突きながら「えんずのわーり、とーりょうば」と独特の歌を唱える。家々の幸せを願って心を込めた
玄関や縁側で神木を突きながら唱える
■厳かな光
 毎年、共同生活のメイン舞台となる岩屋内にろうそくをともす。冷え込む室内を厳かな光が照らした
共同生活の場となる岩屋内にろうそくをともす
■暖を取る
 いろりを囲みながら雑談を楽しむ小、中学生。寒さをこらえる気持ちと、家を離れて一緒に寝泊まりする心細さを共有するひととき
寒さをこらえいろりを囲む
■岩屋で絆
 辺りが暗くなっても共同生活は続く。闇に浮かぶ岩屋の明かりが、子どもたちの絆を強くする
岩屋で共同生活

【2018年1月17日(水)石巻かほく掲載】


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