2017/10/30~11/26 石巻市出身俳優・半海一晃さん出演、舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」@東京

石巻市出身俳優・半海一晃さん

舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」に出演する半海一晃さん

半海さん、「ハムレット」スピンオフ舞台
来月30日に開幕、東京公演
一般前売り16日から

 生田斗真さん、菅田将暉さんが共演する舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(10月30日初日)に、石巻市出身の半海一晃さん(59)が出演する。

 18日からの本格的な稽古を前に、半海さんは「今、最も勢いのある若手俳優との舞台は、とても刺激になる。全身全霊、務めたい」と意欲を燃やす。

 「覚えにくいタイトルでしょ」と開口一番。実はローゼンクランツとギルデンスターンは、シェイクスピアの四大悲劇の一つ「ハムレット」に登場する人物。

 「スピンオフみたいな作品。ハムレットの中でちょっと役目だけを果たして、殺される役だった。その2人を主役としたこの劇は、存在を問う不条理劇。自分の立ち位置はどこなのか。どこから来て、どこに行けばいいのか。初演からだいぶたつが、今だからこそ心に響く劇かもしれない」

 2人を演じるのが生田さん(ローゼンクランツ)と菅田さん(ギルデンスターン)。彼らに絡むのが半海さんの役だ。

 「旅の一座がどさ回りしていて、座長が私の役。至る所に登場しながら、2人を導いていく。狂言回し的な存在かもしれない」

 映画でも活躍する人気俳優の生田さん、菅田さんとの共演を今から楽しみにしている。主役を食う名脇役ぶりを発揮するのでは。

  「いえいえ。でも、自分が一番、面白いと、役づくりに励むのが私たち。その結果、全体として面白い舞台ができあがる」

 演出家も小川絵梨子さんと気鋭の30代だ。

 「次期新国立劇場演劇部門の芸術監督に任命されていて、とても注目されている女性の演出家。出演者の中には小野武彦さんといった先輩もいるので、今から稽古が待ち遠しい」

 ただ一つ、心配していることがある。

 「不条理劇なので難しい、取っつきにくい。眠くなる観客が出てくるのが少し怖い」

 そう言いながらも表情には余裕が漂う。役柄そのまま“座長”として観客をもハムレットのもう一つの世界に連れて行ってくれるに違いない。(久野義文)
 

■シス・カンパニー公演「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
 10月30日~11月26日、世田谷パブリックシアター(東京・三軒茶屋駅直結)。
 初演から50年の時を経ても色あせない巨匠トム・ストッパードの傑作戯曲。
 料金(税込み、全席指定)はS席10000円、A席8000円、B席6000円。
 一般前売り開始日は16日。チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどで取り扱う。
 連絡先はシス・カンパニー03(5423)5906=平日午前11時~午後7時=。

【2017年9月10日(日)石巻かほく掲載】


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