寺崎はねこ踊り保存会(石巻)

なかま

◇文化財の舞を伝承

 石巻市桃生町に伝わる伝統芸能「寺崎のはねこ踊り」を次世代につなぐ役割を担う保存会。1967年に発足し、石巻市地方を中心に仙台市や東京都にも会員がいる。準会員を合わせると1000人以上が所属し、幼稚園児から70歳以上の高齢者が踊りを楽しんでいる。

 踊りは、県指定無形民俗文化財に指定されている。伝承によれば江戸時代に凶作に苦しめられた人々が、ある年の豊作に歓喜し、祭りで思い思いの格好で踊り回ったのが由来だという。

 笛や太鼓の音に合わせ、両手に扇を持ち飛び跳ねるように踊る。最初はゆっくりと始まり徐々に早まっていく「打ち囃子(はやし)」や、扇を両手に持ち速い調子で舞う「馬鹿(ばか)囃子」、扇を持たないで踊る「献囃子」の三つの囃子で構成されている。

寺崎はねこ踊り保存会(石巻)

扇子を大きく振りながら、はねこ踊りを練習する会員ら

 はねこ踊りを地元の小中学校で伝えるふるさと伝習活動のほか、オーストラリアやシンガポールなどでも公演活動を行うなど、多様な活動を行っている。

 認定指導員の高橋かおりさん(46)は「次の世代にはねこ踊りを継承していくために時に厳しく指導したり、細かい所を指摘したりすることがある。子どもたちが上達する姿が一番楽しい」と笑顔で語った。

 佐々木一会長(69)は「9日に行われる『ものうふれあい祭り』に向け、全員が練習に励んでいる。今後も後継者の育成と定着を目指していく」と話した。

 練習は不定期。寺崎担い手センターや桃生総合支所などで行う。現在、メンバーを募集中。連絡先は佐々木さん090(7938)0837。

【2017年9月5日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

「なかま」に掲載を希望する団体やグループ(スポーツ団体を除きます)を募集しています。はがきやメール、ファックスで団体名、代表者、電話番号、活動内容を明記し、お送りください。
   〒986-0827 石巻市千石町4の42 石巻かほく「なかま」係
   メール ishinomaki@sanrikukahoku.jp
   ファックス 0225(21)1668


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