書楽会(女川)

なかま

◇絆を大切に書道に集中

 発足は2011年秋。女川町多目的運動場仮設住宅の住民が、集会所で手芸や料理などさまざまなグループ活動を展開していた中の一つが「書道」。そのグループメンバーで「書楽会」を結成した。

 会員数は9人。発足時は仮設住宅で生活していた会員たちも、今は全員が災害公営住宅や自立再建した住宅で暮らす。6月からは教室の会場も、仮設住宅集会所から町総合体育館研修室に移った。

書楽会(女川)

集中して書を書き上げる会員たち

 現在、11月にある町民文化祭への作品出展に向け、懸命に筆を走らせる。講師を務める元女川町文化協会会長の鈴木正人さん(86)が選んだ漢詩や短歌などの一節を課題とし、何度も繰り返し練習。納得のいく書を目指している。

 麻野俊男さん(95)は「書には集中力や性格が出る。書いているときは基本を大切に、できる限り集中している」と話す。

 終わった後にあるお茶飲みの時間も、会員たちの楽しみの一つだ。

 堤鈴子さん(73)は「終わった後のお茶飲みは、仮設住宅に住んでいた頃から続いている。みんな、震災後に知り合った方ばかりだが、一つの絆が生まれていると思っている」とほほ笑む。

 書楽会の世話役を務める菅野テル子さん(74)は「皆さんが楽しく学ぶことができれば、それで満足です。これからも続けていきたい」と語った。

 活動は女川町総合体育館で、毎月第2、4水曜午後1~3時。初心者や経験者を問わず会員を歓迎している。入会金は無く、参加1回ごとに100円。連絡先は加納さん090(2366)1991。

【2017年8月29日(火)石巻かほく掲載】

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