読み聞かせグループ「おさるのかごや」(東松島)

なかま

◇福祉施設で読み聞かせ

 東松島市を中心に活動する本の読み聞かせボランティアグループ。阿部悦子代表(70)=同市大曲=が、認知症高齢者グループホームさざなみ(同市矢本)のスタッフから慰問の申し入れを受け、10年ほど前に結成した。

 メンバーは、東松島市図書館の読み聞かせボランティア「おはなしのはなたば」の一員だった阿部代表と、幸田つたさん(71)=同市大曲=、関谷弓子さん(75)=同市矢本=の3人。

 本の読み聞かせだけでなく、素話や紙芝居、手遊び、童歌なども扱う。相手の年齢層や季節を考慮し、披露する内容を決めている。

読み聞かせボランティアグループ「おさるのかごや」(東松島)

生き生きと活動する(右から)幸田さん、阿部代表、関谷さん=認知症高齢者グループホームさざなみ

 さざなみへの慰問活動は約10年続いている。東日本大震災で一時休止したが、施設の希望もあって3カ月後には再開。3人は「震災があって落ち込んでいたが、利用者と再会して気持ちが前向きになれた」と言う。

 幸田さんは「昔話を披露すると『懐かしい』と喜ばれるので、認知症の方も若かりし頃の思い出は色あせずに残っているんだと思った」と述べ、関谷さんは「私自身も楽しんで活動に臨んでいる。今後は、表現力が必要とされる本の朗読にも挑戦したい」と意気込んでいる。

 阿部代表は「3人がそれぞれの得意分野を生かして活動している。話している方も作品から『力強く生きるすべ』を学べることが多く、今ではすっかり生きがいなんです」と語った。

 活動は月に1、2回。さざなみへの慰問のほか、東松島市社会福祉協議会が主催する「いきいきほっとサロン」などで活動している。

【2017年8月22日(火)石巻かほく掲載】

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