折りづるの会(石巻)

なかま

◇1枚の紙からアートに

 石巻中央公民館が、折り紙サークル「折りづるの会」の活動拠点だ。市内の50~80代の会員21人が集い、志村良子代表(66)=石巻市田道町=が指導する。

 丹念に折り込んでいく。その過程は複雑だ。折り紙は簡単なものという一般の概念を覆す。芸術性が高く、アートの世界が広がる。人形やリース、小物入れなどあらゆるものを表現できる。

 この日は「ヒマワリの花」の制作だ。夏場にぴったりのテーマを据えた。折り方の設計図はあるが、一目見ただけでは分からない。難解そのものだ。

折りづるの会(石巻)

手先を器用に動かし折り紙の作品に打ち込む会員たち

 志村代表は「確かに難しいが、1枚の紙に手を加えることでさまざまな形になる。和紙を使用するが、質感があり仕上がりは美しい。折り紙は奥が深い」と魅力を説く。

 1998年に発足。2011年の大震災で会員が犠牲となり、石巻中央公民館も避難所になるなどして活動を休止。震災前に28人いた会員は、石巻から県内外への移転で減少した。それでも継続を望む声が多く、1年ほどして再開した。

 制作もさることながら会員同士の交流も楽しむ。近況を語り合う場だ。表情は真剣だが、制作の合間に世間話で盛り上がる。和やかな雰囲気を醸す。

 健康にも役立つという。88歳の最高齢、榊トモさん=同市泉町=は「手先を頻繁に動かして完成をイメージしながら折るのは頭の体操になる。認知症の予防に役立ちそう」と笑顔を浮かべた。

 活動は毎月第2水曜日の午後1時~同3時。会費は月1300円。連絡は志村代表0225(22)9346。

【2017年7月17日(月)石巻かほく掲載】

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