2017/06/25 コマイぬ・よみ芝居「渚にて あの日からの『みちのく怪談』」

「みちのく怪談」題材
女川でよみ芝居、コマイぬ出演
あす

 石巻市出身の役者・芝原弘さん(35)が立ち上げたユニット「コマイぬ」の“よみ芝居”が、25日午後2時から女川町浦宿浜の照源寺で行われる。

 活動を共にする岩沼市出身の菊池佳南さん(30)=劇団「青年団」所属=らが出演。東日本大震災後に東北の作家たちによって綴られた怪異譚「渚にて あの日からの<みちのく怪談>」(東北怪談同盟編、荒蝦夷刊)を題材にしたよみ芝居で、願いと祈りのこもった物語を音楽を取り入れて伝える。

 芝原さんと菊池さんのほかに、読み手として冨樫かずみさん(ぷろだくしょんバオバブ)が参加。楽器演奏も加わり、バイオリンのかじみなみさん(さっちんたい)、ギターの横山大地さん(虹艶Bunny)が共演する。

 上演時間は1時間30分(予定)。入場無料。

 コマイぬは、被災した古里に「芝居を届けたい」という思いから2013年、芝原さんが立ち上げた。

 連絡先は090(4041)8168。

【2017年6月24日(土)石巻かほく掲載】


コマイぬ

今年4月、よみ芝居を上演する女川町の照源寺を訪れたコマイぬの芝原さん(右)と菊池さん

“再会”祈り上演
コマイぬ、よみ芝居
25日に女川・照源寺

 石巻市出身の役者・芝原弘さん(35)が立ち上げたユニット「コマイぬ」による“よみ芝居”が、東京(11日)と女川町(25日)で行われる。

 取り上げる作品は東日本大震災後に綴(つづ)られた物語「渚にて あの日からの ~ みちのく怪談」(東北怪談同盟編、荒蝦夷刊)。願いと祈りのこもった物語を、音楽を取り入れたよみ芝居で伝える。

 被災した古里に「芝居を届けたい」という思いから2013年、誕生したのがコマイぬ。芝原さんは、同じ宮城県人で岩沼市出身の菊池佳南さん(30)=劇団「青年団」所属=とともに活動してきた。よみ芝居にしたのは、演劇より小回りが利くため。小説や戯曲、絵本、詩といったさまざまな読み物を題材に展開。時にはピアノや歌なども用いて表現、地域や人々によみ芝居の楽しさを伝えてきた。

 「渚にて」は、東北の作家たちが綴った海辺の怪異譚。体験談、採話、創作など「震災怪談」45編を収録している。コマイぬのよみ芝居は、その中から紹介する。

 2人のほかに、読み手として冨樫かずみさん(ぷろだくしょんバオバブ)が参加。楽器演奏も加わり、バイオリンのかじみなみさん(さっちんたい)、ギターの横山大地さん(虹艶Bunny)が共演、よみ芝居の世界に誘う。

 芝原さんは「『鎮魂歌』として創られたこの作品には、逝(い)った者と遺(のこ)された者の多くの再会の物語が描かれています。震災から6年たつが、語り継ぐことで、失われたものを取り戻し、また再会し、明日を生きる活力になることを祈って上演したいと思います」と語る。

 菊池さんは「東北怪談同盟の作家の皆さんが、思いを込めて書いた一つ一つの作品に、誠実に向き合いたい。その思いをできるだけくみ上げて、私たちの声に乗せて届けたい」と話している。

 11日は午後1時、5時の2回、東京・文京区の喜運寺で行われる。料金は2000円(小学生以下は無料)。東京に続いて、25日が女川公演で、午後2時から浦宿浜の照源寺。女川公演のみ入場は無料となる。

 連絡先はコマイぬ090(4041)8168。

【2017年6月4日(日)石巻かほく掲載】


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