キルトフレンド(石巻)

なかま

◇10年の集大成、来月発表

 小さな表布に綿、裏布を3層に縫い合わせていくパッチワークキルト。石巻市蛇田公民館を会場に毎月2回、60代から80代の女性会員17人が集う。ベテランもいれば初心者もいる。

 代表の相沢えよ子さん(66)は5年前に入会し、キルトを始めた。東日本大震災で石巻市内の自宅が流失するという環境の激変に「時間を忘れて何かに夢中になりたかった。仲間との触れ合いが刺激となり、生きることや製作に対する意欲が湧いた」と前を向く。

 自らも被災しながら指導を続ける阿部和枝さん(69)は「愛好者からは津波でぬれた着物や、親の形見の衣類をキルトとしてよみがえらせたいとの要望が増えた」と話す。思いをくみデザインや配色を助言する。

キルトフレンド(石巻)

さまざまな思いをキルトに込めて仕上げる会員たち

 会員たちは時間をかけて根気強く、バッグやマット、ベッドカバー、タペストリーなどに仕上げる。日常使いのレベルを超え、まさにアートの世界が広がる。

 見応えのある作品が多いのもそのはずだ。会の創設から既に11年がたつ。

 結成準備に携わった田中君子さん(68)は「基礎から徹底的に学びたかった」と振り返る。「デザインを考案したり手作業したりして脳も活性する」と笑う。

 会員たちが計画していることがある。10年が経過したのを踏まえ6月9~11日、「はじめての作品展」を石巻市駅前北通りのナリサワ・カルチャーギャラリーで開く。活動の集大成として、約100点を披露する。

 活動は、毎月第2・4月曜日で午前10時から正午まで。会費は月1500円。連絡先は相沢代表0225(22)3816。

【2017年5月9日(火)石巻かほく掲載】

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   〒986-0827 石巻市千石町4の42 石巻かほく「なかま」係
   メール ishinomaki@sanrikukahoku.jp
   ファックス 0225(21)1668


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