2017/03/18~06/25 石ノ森萬画館特別企画展・トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅

トンコハウス展

ほのぼのとしたタッチの作品がいっぱい。市民らの心を癒やしている

独自の世界観、魅力
萬画館・企画展「トンコハウス展」

 石ノ森萬画館(石巻市中瀬)で開催中の特別企画展「トンコハウス展『ダム・キーパー』の旅」で、心に響く言葉たちと出合った。

 「友達が与える一番の影響というのは、違った目で世界を見る手ほどきをしてくれることだと思います」

 「無条件の愛を知るとき」

 「イジメられっ子でもない、イジメっ子でもない、周りの傍観者が希望の光を消してしまうんです」

 ほのぼのとしたタッチで描かれた子ブタやサイ、キツネたちと、この言葉たちが共鳴し合い、見る者に考えさせるきっかけとなる世界観を創りあげている。

 だからといって決して押しつけがましくない。教訓じみてもいない。まずは娯楽作品として、とても独自の魅力と輝きを放っている。そこにアニメーション・スタジオ「トンコハウス」の理念がある。

 国や世代を超え、世界中の人々にオリジナルの作品を届けること。多くの人々に喜んでもらえる質の高いエンターテインメントであること-だ。

トンコハウス展

「ダム・キーパー」のマケット(模型)。入場者を歓迎するキャラクターたち

 その理念から生まれたのが短編の名作「ダム・キーパー」であり、「ピッグ-丘の上のダム・キーパー」「ムーム」である。

 トンコハウスを立ち上げた一人、堤大介さんのコメントが印象に残る。

 「大切なのは『何を作るか』でなく、『なぜ作るか』。トンコハウスはそこにこだわりたい」

 アニメファンだけでなく、訪れた人たちの心の琴線に触れるトンコハウスの世界が広がっている。(久)

<国内で見られる貴重な機会>

 トンコハウスは、世界的なアメリカの映像制作会社「ピクサー」のアートディレクターだった堤さんとロバート・コンドウさんの2人が2012年、ピクサーから独立して設立したアニメーション・スタジオ。

 初監督作品「ダム・キーパー」(上映時間18分)は高い評価を集め、15年のアカデミー賞にもノミネートされた。

トンコハウス展

手作り感いっぱいの水車小屋が見られる。人気の「ピッグ – 丘の上のダム・キーパー」コーナー

 特別企画展は「ダム・キーパー」のアートワークを中心に紹介。アメリカを拠点に活動している彼らの作品展は、日本国内ではなかなか見ることができない貴重な機会。

 会期は6月25日まで。休館日は第3火曜。開館時間は午前9時~午後6時。

 観覧料は大人800円、中高生500円、小学生200円。未就学児は無料。

 連絡先は0225(96)5055。

【2017年4月28日(金)石巻かほく掲載】


トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅

萬画館特別企画展・トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅のチラシ

トンコハウスの世界紹介
「ダム・キーパー」中心に展示
あすから、石ノ森萬画館

 石ノ森萬画館(石巻市中瀬)の第65回特別企画展トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅が、18日から同館2階企画展示室で開かれる。

 トンコハウスは、世界的な映像制作会社「ピクサー」でアートディレクターを務めた堤大介さんとロバート・コンドウさんの2人が設立したアニメーションスタジオ。処女作の「ダム・キーパー」は2015年のアカデミー賞にノミネートされて話題になった。

 本展では、短編「ダム・キーパー」のアートワークを中心に、広がり続けるトンコハウスの世界を紹介する。アメリカを拠点に活動している彼らの作品展は、国内ではなかなか見ることのできない貴重な展覧会だ。

 会期は6月25日まで。開館時間は午前9時~午後6時。休館日は第3火曜日。

 会期中、連日「ダム・キーパー」(約18分)、「ムーム」(約13分)の特別上映がある。

 観覧料金は大人800円、中学・高校生500円、小学生200円。未就学児は無料。

 連絡先は0225(96)5055。

【2017年3月17日(金)石巻かほく掲載】


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