石巻かほく:川柳を募集

水戸一志氏

水戸一志氏

時代の喜怒哀楽を五七五で表現
川柳欄開設、来月1日から
選者は水戸一志氏(県川柳連盟理事)

 石巻かほく「地域文化面」では4月1日から、短歌・俳句に加えて、川柳の欄を設けます。選者は、川柳宮城野社の編集同人で県川柳連盟理事の水戸一志氏(利府町)です。選に当たる思い、作品を寄稿してもらいました。

      お隣も同じ間取りの石巻

      七十も過ぎて立派な二輪事故

      非正規の振り切るような帰り足

 川柳は江戸時代中期から250年の歴史を持つ文芸で、一貫して庶民が社会と向き合い、その時代の喜怒哀楽を五七五のリズムの中に表現してきました。特徴は、季語などの制約がなく誰でも簡単に作れるハードルの低さと、世の中の今に反応するジャストミートの快感、人間臭いユーモアの魅力です。

 近年、サラリーマン川柳やシルバー川柳など、笑える川柳が大はやりで、川柳を楽しむ人の数は急速に増えています。うれしい現象です。

 しかし、川柳への興味が続かない、広がらない、その場限りの川柳人口が多いのも一面の事実です。新聞社や同人誌が求める現代川柳は、短い十七音字の表現の中に、作者自身の発見や、感じ方、その味わい深さを求めているのです。

 川柳の場合、何を言いたいかが大事で、上手下手は二の次です。第三者や見物人としてではなく、当事者としての喜怒哀楽を書いてください。

■みと・ひとし
 1944年、旧樺太(現在のサハリン)生れ、酒田市出身。会社員時代に「河北川柳」の投句から川柳を始め、2002年に仙台市の川柳宮城野社に入会。現在、編集同人(事業部長)、宮城県川柳連盟理事、宮城県芸術協会会員。宮城いきいき学園川柳講座講師、仙台市北山市民センター川柳クラブ講師。川柳べに花クラブ(山形市)会員。日本現代詩歌文学館「現代川柳の集い」入賞(13年)、川柳宮城野社の年間最優秀作家「宮城野賞」(同人の部)受賞(15年)、川柳べに花クラブの金字塔年間賞正賞受賞(16年)。宮城県利府町在住。73歳。

【2017年3月25日(土)石巻かほく掲載】


 三陸河北新報社は4月から、石巻かほくの土曜日「地域文化面」で、川柳の欄を新たに設けます。読者からの投句を毎週掲載します。皆さんの力作をお寄せください。

 選者は、川柳宮城野社の編集同人で県川柳連盟理事の水戸一志氏(利府町)です。作品の一部には選評を付けて紹介します。

 募集要項は次の通りです。

 自作の未発表作品に限ります。必ずはがきを使い、1枚に3句まで。作品と同じ面(裏面)に、氏名(筆名の場合は本名も)、住所、年齢、電話番号を記し、〒986-0827石巻市千石町4の42、三陸河北新報社編集部・文芸川柳係まで。

 作品は返却しません。掲載作品は三陸河北新報社ホームページ「メディア猫の目」でも紹介します。

 連絡先は0225(96)0321。

三陸河北新報社

【2017年3月15日(水)石巻かほく掲載】


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