格闘技(青山未来)

水紋

 20年ほど前に一大ブームを巻き起こした格闘技「K-1」の流行が再熱しているように感じる。最近では「格闘技女子」も増えており、観戦はもちろん格闘技を習う人も珍しくない。

 そんな女子たちの人気を集めているのは、11月にあった「K-1 WGP 2016」初代フェザー級王座決定トーナメントで優勝し、2階級制覇を成し遂げた武尊選手の存在が大きい。

 「K-1を昔のブーム以上にする」と言い放つ彼には、強さだけでなく人を惹きつける魅力がある。軽量級では珍しいKO勝利が多く、その実績は29戦28勝(16KO)1敗と数字に表れている。ルックスはもとより、観客の目をくぎ付けにする彼の試合は、女子たちだけでなく、格闘技を習う子どもたちの憧れの的にもなっている。

 格闘技人気の高まりは、先日取材したアマチュアのキックボクシング大会「PETER AERTS SPIRIT 2016」全日本大会でも感じた。熱気が高まる会場で私は石巻市出身の倉持心一夢、天一夢兄弟に注目し試合を見届けた。結果は一般65キロ級、中学生60キロ級でそれぞれ優勝。その活躍ぶりはテレビ番組でも放送された。

 兄弟の兄、心一夢選手は現在、タイで本場のムエタイを学んでいる。弟の天一夢選手も兄の背中を追って中学卒業後はタイに渡ることを意識しているという。石巻から全国、世界へと羽ばたいて活躍する日も近いと感じ、期待している。

(青山未来)

【2016年12月27日(火)石巻かほく掲載】


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