マージャンのすすめ(伊藤浩)

水紋

 「麻雀(マージャン)は 運が七分で 腕三分」

 「米寿まで よくも飽きずに メンタンピン」

 親しくさせていただいている仙台「阿佐田哲也の会」会長村山健太郎さんの「麻雀川柳」百選の一部だ。

 「雀聖」阿佐田さんは、1978年「離婚」で第79回直木賞を受賞した小説家。代表作に「麻雀放浪記」がある。麻雀小説という新たなジャンルを確立し、ギャンブルというものから文化の一つとして広めた。仙台では、数年前から阿佐田杯の大会が開かれ、彼をしのんでいる。

 村山会長は、近年競技人口が増えている健康麻雀の大先輩。常に冷静で「麻雀道」(マナー)の指導も受けている。「人間関係を重視し、人に優しく、自分に厳しく」をモットーに、麻雀をたしなんでいらっしゃる。

 日ごろご一緒させてもらっている会長はじめ多くの愛好者の中には、後期高齢者が少なくない。女性の中には、80代の人たちもいる。口をそろえるのは「ぼけ防止に効果的」という言葉。お化粧をして外出し、多くの人たちとおしゃべりを楽しむことも健康に結びついているようだ。

 石巻市中央2丁目の雀荘「積木大学」には毎週月曜日女性たちが集い、第3日曜日には市民麻雀大会が開かれ、和やかに交流している。

 コミュニケーション能力に欠けているといわれる若者たちにもぜひ、麻雀をお勧めしたい。

 「初対面 ジャン卓囲めば すぐ親友」(音羽宏之作)

(伊藤浩)

【2016年11月29日(火)石巻かほく掲載】


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