(42) 白鳥の飛来地/川や水田に華麗な姿

白鳥の飛来地

石巻市北上町橋浦の水田から飛び立つ白鳥。背後には震災復旧の護岸工事が進む北上川と、新北上大橋が見える=12月


 石巻地方では10月ごろから、白鳥の姿を見かけるようになった。シベリアから3000~4000キロの距離を、約2週間かけて渡ってくる。北上川、追波川、真野川といった河川や、富士沼、大沢堤などで羽を休める。冬を越え、春にはシベリアへと戻っていく。

 「白鳥の里」として整備されている東松島市大塩の角柄大堤は東日本大震災後、あまり白鳥を見かけなくなった。ことしは戻ってきているようだが、他の場所に餌を食べに行っているためか、一羽もいない時もある。

 白鳥は体重約20キロ。空を飛ぶ鳥類としては最大級だ。群れを成して飛ぶ光景や、脚を前に突き出して水面に着水する瞬間は迫力がある。

 石巻市北上町橋浦などでは多くの白鳥が収穫を終えた水田に降り立ち、落ち穂を食べている。

 同市小船越の追波川河川運動公園には川にせり出した浮桟橋があり、間近で白鳥を観察できる。近くには温泉を併設した道の駅・上品の郷もある。入浴や買い物に合わせて、白鳥との触れ合いを楽しむのもいい。

【2013年12月15日(日)石巻かほく掲載】

(文・写真:写真家 日下羊一・日下真理)

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