(39) 朝の開北橋/通勤通学往来絶えず

朝の開北橋

開北橋を渡る石巻商高の生徒たち。鰐山の向こう側に、日本製紙石巻工場の煙突と煙も見える=11月


 午前8時すぎ。石巻市中心部の旧北上川に架かる開北橋を石巻商高の生徒が次々に渡っていく。自転車が多い。橋の北側にある学校はJR石巻駅から2キロ以上離れている。列車と自転車を併用して通学する生徒も多いようだ。

 高校生の列とは逆に、南側の市街地や石巻駅方面を目指す歩行者や自転車の姿も見える。多くは、南境・開成地区の仮設住宅団地から、職場や学校に通う人たちだ。

 開北橋は長さ285メートル。1969年に完成した。中心市街地と内陸部をつなぎ、平日の朝夕は渋滞が激しい。歩行者・自転車用の橋は84年に出来上がった。

 橋の北東側に広がる田園地帯は川をさかのぼった津波で浸水し、東日本大震災直後は休耕せざるを得ない状況だった。現在はコメ作りが再開されている。ことしの稲刈りは終わり、切り株から伸びるひこばえも枯れ色になっている。

 田畑と川の間に、細い土手道が延びている。そこにも、稲井方面から通ってくる石巻商高の生徒の姿があった。

【2013年11月24日(日)石巻かほく掲載】

(文・写真:写真家 日下羊一・日下真理)

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